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2019/08/01*木

エミール・リサンの博物館


22年前と9年程前に訪れた天津のエミール・リサンの博物館、北疆博物院などのことを「骨と十字架」観てからまとめるつもりで結局観に行けず書きかけのままになってしまいましたが、以前は関係者の同行などごく限られた条件でしか観ることができなかった建物内とコレクションが改修後2016年1月から常時一般公開もされていることが知られてないのかも?(舞台観た方の話題にはなってないっぽい??)ということで簡単にでも記しておこうかと。
天津まで行くのはなかなか難しくてもサイトの写真などだけでもとても興味深いと思うので。

といっても、結局舞台を観られなかったもので、観たらここに行ってみたくなるようなものだったかはわからないのですが、それは人によるものかと思うし、きっと興味をお持ちになる方もいらっしゃるのではないかと思うので。



北疆博物院 Musée Hoangho Paiho
公式サイト
天津市河西区马场(馬場)道117号、天津外国語大学内。
ガイドブックなどでは五大道エリアを参照。

北疆概说より見られる動画でも館内や展示物の様子が色々わかるかと。

博物院の斜め向かい、写真では右下の線で囲んだ所がリサン神父が住んでた家です。


入館は無料。一日4つの時間帯ごとに各25名まで。予約は参观预约より。
注意事項の下「同意协议」にチェックを入れると入力フォームが現れるので日(2~5日後まで)と時間帯を選び必要事項を入力。

旅行日程によっては出発前に予約しておけないことになりますが。

私は過去2回とも一般公開されてない時期に関係者であり天津在住の友人の同行で特別に見せていただいたきりなので参考になることは言えず最近のことはわからないのですが、時間帯のとこに出る数字があと何人予約できるかなので、近日中の申込者はほとんどいない模様。

サイトでは、常设展览 >基本陈列で館内、展示物の写真が豊富に見られます。
実際に使った机や棚などに実際に使った器具やタイプライターなどが並び、主の存在を感じることができます。

常设展览虚拟参观(ヴァーチャルツアー)も。



古生物学なるものと言葉を(ポルトガル語で)知ったのもピエール・テイヤール・ド・シャルダンを知ったのも中学生の時、イエズス会神父によってであったという私。。観なきゃいけない舞台だったのになぁ。。。
とはいえ諸々状況が難しいのと特に悪化している感音性難聴のためどうしても舞台(特に新作)はセリフの聞き取りが場合によっては全くといっていいくらい出来ないので無理というか、それでもという気持ちになれないので。。。


北疆博物院については天津自然博物館の前身となるとはいえ収蔵品がそちらに移されたわけではなく、改修を経て尚当時の状態が極力保存されている建物とコレクションが「リサンの博物館」という状態で一般公開されていることが知られてないのかも?と思ったので書いておきました。

過去に訪れた時の記録を元に書いておきたいこともたくさんあるのですが、取り急ぎこんなところで。

20年ほど前になりますが水洞溝にも行っているのでそのあたりのことも写真や記録を見直して何か書けたらと思っております。

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